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ダイエットで是非利用したい生理現象があります。
それは『食事誘発性熱産生』(DIT)という生理現象です。
食事をすると吸収された栄養素が分解され、その一部が熱として消費されるのです。
要するに食べる事によりエネルギーが消費されるという事なのですが、ダイエットにこの現象を使わない手はないです。
更に食事回数が増えると、熱が発生する回数も増え、よりエネルギーが消費されやすくなる=脂肪が燃えやすくなると言われています。
そのため、今、二食食べられている方は、三食、三食食べられている方は四食という風に回数を増やすことで消費されるエネルギーを高めることが出来ます。
しかし、たくさん食べるため逆に太るのでは?と言う声が出てきそうですが、確かに定食などしっかりボリュームのある食事を四食、五食と食べれば勿論それは太ります。
そうではなく食べるものは、ゆで卵一個、ナッツを2〜3粒など、いずれか一つでも食べれば一食とカウントします。(これくらいの量であれば30分~1時間くらい後に少ししっかりめの定食など食べても問題ありません。)
こう言ったちょこちょこ食いを上手く組み合わせて、食事の回数を増やして行くのです。
そして、内容も大事で栄養素のうち脂質、糖質、タンパク質とある中で、脂質のみですと約4%、糖質のみだと約6%、この数字が摂取したカロリーから消費されます。
ところがタンパク質はなんと30%も消費されるのです。
この消費量の差を使わない手はありません。
タンパク質をちょこちょこ食べる事でよりエネルギーが消費されやすくなり脂肪が燃焼されやすい状態が作られるのです。
また早食いも注意が必要です。
昔からゆっくり噛んで食べなさいとよく言われた事が、あるかと思いますがダイエットでもこの点は大きく当てはまります。
食べるスピードが早い=あまり噛まれていないことがほとんどです。
あまり噛まない状態で白米などの食べ物が胃に入ると血糖値が急上昇するという研究データも出ているため食事をされる際は、一口25回、慣れてきたら30回噛むことを是非習慣化して頂きたいです。
満足感は血糖値に大きく左右されるので、早食いの方は血糖値が上がる前に次から次へと食べてしまい、どうしても食べ過ぎになりがちです。
ゆっくり噛んで食べる。
そうすると食べる量が変わらなくても、それだけで十分満足感が得られ、尚且つ血糖値の乱れも生みにくくなるため、ダイエットにおいても生かさない手はないです。
二つともちょっとしたことなのですが長い目で見ると、こういったことが大きな差となり、理想の体型を維持されている方はこういったテクニックを上手に活用されています。
ダイエットをされている方で、食事回数が極端に少なかったり、早食いという方はご参考にされてください。